本当はSFLとRegional Japanの問題を取り上げようと書いていたが、急遽変更。 最初から、どうせそうだろな?と思っていましたが、期待を裏切らない展開でした。 そもそもスタートアップしてすぐにF1のスポンサーって何の意味があるんでしょうか?私たちは平時からスポンサーシップを扱っている為、余計にそう感じる訳です。 つまりこの会社は〝そもそもそう言う事業規模じゃ無いな〟と。 F1のスポンサーって【国を跨ぐ商売】で無い限り、意味が無いんですよ。自分が言うのも何ですが。日本では地上波がある訳じゃない。ネットで露出が保障されている訳じゃない。 逆に国を跨いでビジネスやっている企業にとってはF1って極端に割安なんです。例えば5億円のスポンサー費だったとします。年間23戦あったとして一ヶ国あたり約2,200万円弱。この金額で国を代表するスポーツイベント(グランプリ)での露出で考えると〝破格〟の安さです。 またある業種の人達にとってF1は〝便利で都合の良いコンテンツ〟なのです。それは無許可で違法な〝金集め〟をしている連中。 一般の人は〝F1のスポンサーだから信用がないとなれない〟と考えます。確かにそうなんです。それなりの身体検査はあります。しかしその身体検査のレベルは正直言って〝伊藤忠と…
【順位結果】2021スーパーフォーミュラ第6戦もてぎ 決勝レース as-webより インディ500には及ばないものの、インディ500とロングビーチを除いたインディカーシリーズを見ると、まぁまぁ内容的にはスーパーフォーミュラも負けてはいません。 何よりクルマが良い。もっと言うとエンジン・タイヤも凄く良い。あくまでも〝バランス〟と言う点で言うと、AMG メルセデス F1の安定感とスーパーフォーミュラ全車の安定感は匹敵しています。 それはクルマを構成するコンポーネンツのレベルの高さ故だと思います。 しかし仕事で関係していないと〝やってんだか、やってないんだか分からないくらい〟のレベルの賑わいです。しかしある程度、事情を知っているモノとしては、スーパーGTとは比べません。それはいくら何でも不利益過ぎます。 あちらは〝市販車の形をしている〟と言う理由で、メーカーの予算がついております。一方のこちらは〝市販車の形をしていない〟と言う理由で、せいぜいが研究所の予算からの捻出に、ほんの少しの協賛金です。 ですからスーパーGTと比べてはあまりにも欠席裁判的なジャッジになってしまいます。 各チームはあちこちから予算をかき集めて台当たり1億円チョイを予算に割り当てております。19台なら19億円…
当初の予定では今年の8月後半に日本でデビューさせ、その後、販売ネットワークを構築する予定だった。が、コンテナ問題で日程が読めず、そうこうしているうちにアチコチでロックダウン。一旦、計画をストップした。 そこで来年、一年掛けて再構築する事にアタマを切り替える事にする。せっかくデモンストレーションとセットアップで乗ってくれるカーターも決まっていたのだが一旦解除。来年のレースカレンダーを見て、広告やwebの戦略も考え直す事にする。 日本だけでなく受け持ちが国が日本・中国・台湾・香港・マカオ・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピンにインドと幅広い。いずれにしても、もう一度、時計の針を巻き直さないとならない。
さて、前回はプランニングの部分に着手したところまでをお話ししました。 まず中国人選手。このご時世、中国と関わるといつ何時、政治問題に座礁するか分りゃしない、非常にハイリスクな事案だ。 とは言え巨大なマーケットで無視出来ず、と世界中の企業がジレンマを抱える事態になっているのが今。中にはUNIQLOみたいな勇猛精進な企業もあり、そのまま突進して、ほぼほぼ自爆している会社もあれば、MUJIみたく空気の読めないステートメントを出してそのまま死刑場に引き摺り出されている会社もある。 そこで考えたのは〝プラットフォームだけ入手出来れば良い〟と言う考え方だった。日本は〝モノづくり〟からコトが始まっている国の為、どうしても〝成果物〟を見ないと納得しないところがある。今回のケースで言うと〝中国人〟或いは〝中華圏〟の【選手】がそれに当たる。しかしその成果物が〝火種〟であるならば、敢えてそこに手を伸ばそうとは思わない。 UNIQLOじゃ無いんで、私らだってもう少し智慧はありますがな。そこでまず、以前からお伝えしているマカオesports協会とコンタクトした。 この会長はリスボアホテルのCEO、アンジェラの息子さんであるマリオ君だ。セオドールレーシングの活動を通して勝手知ったる仲だ。 この…
F1GP最終戦、Abū Dhabī GP 2021期間に開催されるamber lounge Abū Dhabī GP 2021。 開催のご案内です。 Gold Wold Racing 公式ページにてご覧ください。 日本語版 英語版
アンバーラウンジからのメール。いつもは担当者だが、今日は社長のソニア・アーバインさんから。 弁護士事務所の帰りみちでバタバタしていたが、さっと目を通した。 身内に不幸があったらしく、それをきっかけに新オーナーに事業を譲渡して、ビジネスから引く事を決めたと言うお別れの挨拶でした。 一代でこの事業を立ち上げ、コロナ禍を必死に繋いできて疲れたのかな?とも思います。 May I take this opportunity to thank you all for the most amazing twenty years anyone could ask for. Thank you sincerely for your help and loyalty to both me and the company. Many, many thanks to you all and I hope we meet again somewhere in the World. 去るものの潔さと、事業をやり切った満足感を感じました。 その一角に居させてもらい、こちらこそありがとうを送ります。新オーナーの元、頑張って行こうと決意をあらたにしました。 最後に個人のメアドが書いてあったので、また自由に行…
それは発表を遡る数日前に、英国サイドがこんな事を言ってきた事から始まった。 『インドのFIA F4、カルンは絡んで無いよな?』 インドの話しだからそう思って当然だが、絡んでいない事を伝えるとホッとした様子で言葉を続けた。『経験値も無いのに主催者になってF4 をメチャクチャにして何考えてんだ。結局、英のF4は二派に分かれたよ!』 その時は何の事だかピンと来なかった。しかし昨日のGB4の発表と同時に英国から連絡が来て、その内容に少々驚いた。 FIAは英国FIA F4の入札日を公表せずに入札を強行したと言う。 来季からの英国F4への入札を希望していたプロモーターは二つ。ジョナサン・パーマー率いるMSVと、カルン・チャンドックのグループ。今までの英FIA F4はシャーシがミュゲールで正直、良いクルマでは無く、ちょうどシャーシの入れ替え時期が来たのでリプレイスして、新しくF4を設定し直しGB3(旧BF3)と整合性をとってやり直すにタイミングとしてはちょうど良かった。 ところがこの英F4にカルンが入ってきた頃から、話しが急におかしくなり、今回に至る。 MSVのアイデアはこうだ。 現在のGB3はFIA F4シャーシをベースに作っている。ちょうどGB3もシャーシチェンジの時期を迎えていた…
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