別会社でギャラリーを請け負って以来、状況が次々に変わって行き、大変な仕事量になってしまった。 が、結果的に政府中枢とダイレクトに繋がっており、トータルで見た時には当社にはマイナスは無い。 むしろ欲しいカードは手に入っている。失っているのはこちらの時間だけなので、それはまぁ良いとしましょう。 政府のマカオGPに関するプロモーション予算があるとの事で、これらを活用し日本でどうやってプロモーションするか?と言う流れを作る事になった。 世界的な旅行関連のシンジゲートがあり、ことマカオ支部に関しては3月12日にランチミーティングがあるとの事で、マカオ政府前旅遊局長だったアントネス氏が招待を出してくれた。会社をはじめ個人データも登録してご招待を受けた。 このランチディナーには現職の旅遊局長・副局長(最近の当社の担当者)、各IRのトップと錚々たるメンツが揃うらしく、一言で言ってイソイソと「お邪魔します」と言う感じ。 *マリア局長、アントネス前局長がSJM セオドールレーシングを紹介している動画です さて水面下で当社が出した案は「東京駅でマカオのアピールするのも良いけど、サーキットでも出来まっせ」と言うひと言から始まった。そこで「自分達が参加するレースに乗っかってやりませんか?」が最初…
今年、70周年のアニバーサリーイヤーとなるマカオグランプリ。日本からのゲストの方に少しでも楽しんで頂きたく、独自のプログラムを開発しております。 今回、ご案内するのはマンダリンベントの位置するArtyzen Grand Lapa Macau (澳門雅辰酒店)の駐車場からの観戦ポイント。 毎年ホテルが30名ほどに開放しているビューポイントですが、今年も開放して頂けると言う事で、枠を分けて頂きます。 マカオGPが開催されるギアサーキットでの観戦ポイントはグランドスタンド、グランドスタンドに続くリザーバースタンド(1コーナースタンド)、そしてリスボアスタンドと三カ所しかありません。 行ったことがある方ならお分かりになるかと思いますが、メインストレート区間のグランドスタンドは距離が短く、見応えと言う点に於いては少々物足りない感じが否めません。そこでリスボアスタンドに人気が集まるのですが、とにかく見える区間が短い。 そう言う中、今回ご紹介するグランドラパのプライベートビューポイントは、このギアサーキットの中でビューポイントの距離がもっとも長い距離を見れるポイントです。リザーバーベント出口からリスボアへの最高速区間まで見渡せます。 実際に現地で確認しましたのでご確認ください。 ま…
今年、四年ぶりにFIA戦となるマカオグランプリ。 当社とマカオのファイブスターホテル、グランドラパ( Artyzen Grand Lapa Macau / 澳門雅辰酒店 )のコラボレーションによるスペシャルパッケージのご案内です。 グランドラパはかつてはマンダリンオリエンタルマカオとして営業していたホテル。現在、マンダリンオリエンタルは別の場所に移転し、現在はリスボアホテルを運営するSJMによってオペレーティングされ、カジノの無い静かなアートホテルとして運営されております。 場所はピットがあるフェリーポート区間から徒歩で六分程度。フェリーポートからエアコン完備の歩道橋で移動できます。 テラスラウンジ ホテル5Fのテラスで終日レース観戦ができます。 11月18日( 土 ) - 19日( 日 ) オールディ・ビュッフェ (ドリンククーポン三枚付) モニターTV付 リザーバーベント(1コーナー)出口からマンダリンベント(眼下)を経て、リスボアコーナーアプローチまで、マカオグランプリが開催されるギア・サーキットのもっとも長い区間を観れるのがこの場所です。 写真を見てお気付きかと思いますが、眼下に旧コントロールタワーがあります。つまり昔はピットが目の前にあった関係から、最初からグラ…
TRACKSIDE RACE VIEWING モナコグランプリのレースウィークエンドの観戦は、モナコのヘラクレス港のちょうど中央に停泊する大型クルーザーの船上に用意されたラウンジからコースの真横のトラックサイドビューをご提供いたします。 他のラウンジサービスとは一線を介すホスピタリティはシャンパン・地中海料理のランチビュッフェに加え、クルーザーへの送迎サービスまで、必要なサービスを全て含んでおります。 レースウィークエンドのDAY 1から三日間のフルセットまで様々なパッケーがございますので、是非お問い合わせください。 3-Days Race Viewing Package 5/26(Fri) 10:30 – 18:30・5/27(Sat) 10:30 – 18.30•5/28(Sun)10:30 – 19:00 This VIP Package Includes: 金曜日 FP1/2 土曜日 FP3/予選の他、各種サポートレース 日曜日 決勝の他、サポートレースやドライバーズパレードなどの各種アトラクション トラックサイドモーニング ラグジュアリーは送迎サービス コンチネンタルブレックファースト 地中海料理の短地ビュッフェとアフタヌーンティー 終日、シャンパンとカクテルのサービス …
ヒュークス・スポーツ・マネジメント【FSM】に、国際的なモータースポーツシーンで活躍したスポーツマーケッターのミック・デ・ハースがコンサルタントとして加入しました。 35年にわたる豊富な経験を持つデ・ハースは、グローバルスポーツで高い成果を上げており、世界のトップブランドのコンサルタントしとして、メジャーなグローバルスポンサーシップキャンペーンのアーキテクトを務めてきました。彼の経験はFSMが国際的なプレゼンスを展開し続けていく中で、大きな推進力としての役割を果たしていくでしょう。 デ・ハースはル・マン24時間レース、アメリカンルマンシリーズ、WRC、ダカールラリーやF1世界選手権やワールドスポーツカーシリーズなどで輝かしいキャリアを積んできました。 彼はまたバルテリ・ボッタス(アルファロメオF1)やカルロス・サインツ・ジュニア(フェラーリF1)を含む、11人以上のF1ドライバーのキャリアを推進した選手権、フォーミュラ・ルノー2.0ノースヨーロピアンカップ(NEC)の創設者でありプロモーターでもありました。 モータースポーツのデ・ハースのポートフォリオには、VISA EMEA(欧州のVISAカード)、ING Bank Group、Renault、Audi AG、Bentl…
Fewkes Sport Management is delighted to announce that British Touring Car Championship race winner and newly crowned Jack Sears Trophy winner Daniel Rowbottom has joined the business ahead of the 2022 season. Becoming the latest driver to join the ever-expanding ranks of FSM, Rowbottom will work with the fledgling agency to continue developing his career as he begins preparations for another season in the UK’s premier motorsport series. After taking a sabbatical from racing in 2020, the 32-year-old’s sophomore campaign in the BTCC saw him emer…
クリスマス休暇に入る前、英国のマネジメントサイドから 『◯◯の息子だけど、日本のリージョナルにドライバーをひとり入れたいんだが…』 と言ってきた。 「止めとけ。15台出ていてもジェントマンが10人近い。コンペティティブと言うにはちょっと厳しい。◯◯は長い事F1のトップにいた人だろ?彼が一番分かっているんじゃ無いか?それにミカ・サロの子供なんか、日本で誤ったチームで走ってボロボロだよ。」 と答えた。 「それであれば中国のF4はどうだ?レベルは低いが最終戦はマカオだよ?FIA F3の連中に売り込むにはまたと無いステージでしょ?」 『いや、中国は無い。親が嫌がっているんだ。』 2021年の会話は最後〝中国はヤダ!〟で終わった😂 年末年始、このドライバーの事はたまに浮かべてはまた消えて、と言う感じだった。ただその中に一つのキーワードは浮かんだ。 〝そうは言ってもタイトル獲ったらそれはチャンピオンだよな?〟 と言うアイデアだ。 年が明け、別件もあった為、連絡。 「あのドライバーの件、どうなった?」 と聞いてみた。 『まだ何も決まってないよ。それにさ、どのシリーズもカネが無くて出ているのは半分、おじさんだよ!』 こっちの言いたい事を見透かした様な事を言ってきた。 「その件だけどね、俺もよ…
このシリーズのここに至るまでの顛末は何度か書きましたのでご参照ください。 とにかく無事にマシンはローンチしてひと安心ですね。思った以上にスタイリッシュで旧ユーロF3風のインダクションポッドが非常にカッコ良いです。 リージョナルのモノコックを採用せず、敢えてFIA F4用のモノコックを採用する事で、昨年までのGB3(旧BF3)の車輌をひとつ格下のGB4(FIA F4と同格)と同じにしてチーム/ドライバーの経済的負担を軽くする等、細かな配慮がなされています。 BF3時代からセミウイングカー構造の為、車格の割りに凄まじいダウンフォースを生み出し、英国のサーキット特有の低いμで戦う事で素晴らしいドライビングスキルを習得できます。 英国ルノーに起点のあるこのシリーズ。英国フォーミュラ・ルノー時代にはキミ・ライコネン。MSV F4時代にはジョージ・ラッセルにBF3ではランド・ノリスと素晴らしいドライバーを生み出しています。 一方のGB4は本来のFIA F4規格に戻し、昨年までのGB3のデチューン版と言う雰囲気に仕上がっております。 GB4公式サイト: 恨むべきは見えない渡航規制ですね。 こちらはGB3の公式サイトです:
AS-WEBにも出ていましたが、ロベルト・メリがポロッとシートをゲットしました。元々、この話しは昨年からあり、ノーペイで乗れる、と。但しこちらも売り上げを出したいですから、少しばかりのスポンサーを探そうか?となっていました。 しかし流石にルマン24時間に関しては、話しを聞いてくれるところがありますが、ELMS(European Le Mans Series)に関しては全く手応えがありませんでした(当初のオファーはELMS+Le Mans 24H)。そうこうしているウチにいるんですよ。Pay Payしちゃうヤツ。誰とは言わないけど。これで瞬間的に今シーズンのシートを失いました。 が、WECの開幕の前週、突然『乗ってくれ!』とチームから。大慌てで写真の撮影も間に合わない勢いでスパへ入り、WEC全戦出場が決定。 その流れで、一度は流れたはずのELMSが戻ってきた、と言う感じです。何となく、そんな流れになるんじゃないかな?と言う空気感はありましたけど。 AS-WEBにこの辺りの経緯が出ています。 正直、割り当てられたクルマは定番のORECAでは無くAuras 01。ORECAに比べると、本当に苦しいのですが、与えられたチャンスを最大限に活かしていくとメリも大いにやる気になってお…
ミーティングの時間がなかなか取れなかった為、午前中を潰して今後の方向性の話しをした。 大きなスポンサーを失った事 モータースポーツ関連用品のアジア全域の代理店になる事 この二点から、British F3を含め、モータースポーツ活動をどうしようか?と、言う話しを再構築しなければならない状況だ。 オーストラリアのS5000に関しては既にエントリーを済ませていて来週から再来週の間に発表される。三浦健光が最初のレースのオーストラリアGP。この日、WECの最終戦と重なるロベルト・メリはオーストラリアGPをパスし、シリーズ3~6戦のバサーストとサーファーズパラダイスに参加する。 今、彼には2イベント、F2の代理出走のオファーが来ており、何とか走れる様にプッシュしている。このS5000はGold Wolf Racingとして久しぶりのエントリーで、自社チームとして活動するのは2014年初頭のMRF ChallengeのF2000以来となる。 そこで引っ掛かるのがBritish F3だ。実はこのレースに元F1のブランディングチームでやる事になっており、既に契約書にもサインをしていた。しかしドライバーの資金が足りず、1イベントをパスする事で関係者が同意をした直後に、代理店の話しが来た。 こ…
課題はドライバーのお金が遅れた事。もう一点はウチのメインスポンサーとして約束していた会社が先週の金曜日、『今年に関してはモータースポーツを含め一切のプロモーションを止めます』と言ってきた事のWパンチ。 ヒルのリチャードは『1イベントパスしてRd.2からにしよう』と、言い出し、大方は賛成。反対は自分だけ。なぜなら決まっているスポンサーの他の二社が〝全戦参加〟の契約だからだ。 皆は軽く『1/8をカットすれば良い話しだろ?』と言うが、そうでは無い。下手したら契約そのものが飛ぶ。そこで『1イベント(開幕戦)だけ、主催者のテストカーを借りてノーブランドチームで出ないか?』と提案した。 何故ならBF3はドライバーズチャンピオンシップは懸かっていてもチームタイトルは無い。だから極論言うとドライバーが他のチームで稼いだポイントも無駄にはならない事を確認していた。むざむざ1ラウンド/3レースの得点権利を失うのは余りにも惜しいと考えた。 しかし他のスタッフは『チームタイトルもある』と、誤認識をした上で『No』。理由は『クルマが空いてない』だった。 お前ら、どこの国に住んでんだ?ミーティングは散会し、マネージャーはドライバー親子のもとへ。自分にはモヤモヤ感だけが残った。〝大口スポンサーを失っ…
KARTの代理店の件、マカオは自分たちでやる事にしたのでさっそくガレージを探した。もっとも手取り早いのはサーキットにガレージを設置する事なので、政府の体育局へ電話。予想通りASNであるAAMCへまわされた。 結論から言うと、民間には一切の貸し出しができないと言う。TONYカートの代理店も街中の一般の工業ビルの中でやっているとの事。 サーキットは金曜日の夕方と土曜日のスポーツ走行のみ。「ナニ?この変則的なスケジュール?」と、聞くと、『マカオの特殊事情がある』、と。 マカオの場合、全てが実業団の様な構成の為、普段は全て公務員か会社員。週末と夜に専門分野になると言う。 その為に週末の夕方から専門のジャンルに分かれての活動となり、これはサッカーだろうがなんだろうが、この形態である、と。 KART場なんか世界屈指の設備だろうし、GPコースだって国際グレード2。しかしいつまでもこんなやり方していたら中身が育たない。型式張るのも良いが、選手を育成するシステムや環境を作らないと中身が無い。 何十年、国際的なレースをやっていても、地元出身のちゃんとしたドライバーがサッパリ出て来ないのはこう言う部分があるね。 早速、なるべくサーキットに近い場所でガレージを探したら数件、物件は出てきた。…
昨年、ユーロナスカーで三浦健光選手が所属したDF-1 RACINGから今年度の新しいドライバーのアナウンスが出ました。その中で次のような記述があります。 Kenko Miura and André Castro both were eager to race for the Austrian team DF1 Racing in 2021. As the situation with CoVid-19 in Japan and the United States has not really changed and due to the restrictions and quarantine measures, both have to postpone their ambitions until 2022. If the situation has changed by the end of the season, a guest start might be possible. 要するにチーム残留は希望したのですが、隔離政策の難しさから実際に参加するのは難しいだろう、と言う判断を互いに確認した訳です。ただしかし、シーズン後半にもし参加できる見通しが立ったら、また考えまし…
前回の更新ですら一年空けてしまい、更にこの更新はそれから180日以上も空けてしまった。昨年の一年間、モータースポーツに関しては何も仕事をせず、そのまま全ての事をスルーした。マカオGPだけやろうか?と思ったが、中国F4のあまりのレベルの低さに閉口して辞め、とにかく2021年に集中する事にし、早い段階から今年を目掛けて集中的に動いた。 しかしコロナによる移動制限や隔離措置は昨年より厳しくなっており、暮れから年明けまでは多少なりとも楽観的な観測が出来たのだが、その後は以前より重く厳重な規制になり、プロジェクトの取捨選択を求められる羽目となった。 クライアントはやはりプロモーションを主眼に置いている会社なので、B to Bの実行性を考えた時、現場に行けないと言うのは〝いくらなんでも…〟となってしまう。この辺がプロモーションありきのスポンサーを集めていると、マネロンと周囲を信用させる為にやっているケースの違いとなり、我々の場合、現場のフォローなどの足枷が付いてきて正直辛い。 さて、知っている人は知っているが4月8日に事務所を移転した。全くアタマにくる話しではあったが、レジェンドグループの新経営陣は、旧経営陣の犯したミステイクをキチンとリカバリーしてくれた。また約束もあるので、この件に…
上のカテゴリーが忙しく、なかなかジュニアカテゴリーに手をつけられないので、ここに私の考えをちょっとだけお伝えします。 【拡散お願いします】岩井君がブリティッシュF3のシートを獲得すべくスポンサーまわりを必死にしています。チームも状況を理解して、岩井君を焦らせる事無くシートを空けて待ってくれています。ぜひチャンスを与えてください。 ホンダの若手育成を見ていて分かると思いますが、『?』と思わせる事が多くありませんか? “なんで牧野選手を(日本に)戻しちゃうの?” “なんで松下選手をこのタイミングで欧州に戻すの?” みなが疑問じゃないでしょうか? プレマ/セオドールの戦略を皆が日本語でリアルタイムで見るようになり、カートから四輪をはじめて4-5年経たずのドライバーがF1の玄関をノックするのを目の当たりに見る様になり、日本人ドライバーのステップアップとそのギャップを具体的に見る様になった。 いわゆるステップアップがかなり可視化されたのではないでしょうか?岩井選手は本来は昨年、中国でFIA-F4を乗る準備をしていましたが、個体差が激しいカテゴリーであまり良くない車輌だった事。テストドライバー契約で無償で乗れていたスーパーFJと若干バッティングしていたので取りやめました。 そして今…
日本のTV局と色々と話し合いましたが、現状、日本では難しいですね。 新規コンテンツを入れるどころか、みなさん現状を維持するのがいっぱいいっぱいで。中にはTVコンテンツを売りに行ったのに『GWRさん、御社でウチの番組にCM打ちませんか???』なんて展開も実際にありました。 物を売りに行って逆に買わされた的な展開です。 昨夜、遅くまで社長(家内)と話し合いました。その中で前から考えていたアイデア(それはむしろ奇策に近い)を説明しました。 アジア圏でのユーロナスカーの放映権は我々が持っています。素材も全戦分全てあります。 そこで原点に立ち返りました。 “そもそもTVが正しいのか?”と言う点から考え直してみたのです。最近のニュースですがこの様なニュースをよく見かけます。 日本では依然としてTVの力がもの凄く、ある意味、聖域化されています。それはインターネット関連企業でさえ、TV CMを打つと言う日本の特殊性がそれを物語っております。 かと言って『じゃあTVが万能か?』と言うとそれもまた違う。そこで次のステップとして考えなければならないのはモータースポーツは普遍性があるか否か?と言う点です。 私は職業柄、企画書を年がら年中作っています。そこには常にモータースポーツに対し…
Social Plugin