予選の期待値を大きく上回る結果を若干16歳の少年は記録した。 FPや予選を通し、その存在感をアピールした#3 Gerrard Xie Wing Lam /スマートライフは初のマカオGPのレース1をしっかりと王者シャルルを倒し、自分が次世代No.1のドライバーである事をアピールした。 決勝は土曜日の夕方に開催。8 Lapのレースだが大いに荒れた。 全車、綺麗なスタートを決めたが#11 シャルル・リャン(LEONG Hon Chio)/セオドール・ブラックジャックレーシングの伸びが他車より勝り、リスボアベントまでに先頭に躍り出る。一方の抜かれたGerrardは慌てる事は一切無くニ番手をキープ。一方のポールスタートの #8 アンディ(CHANG Wing Chung)はそれまでの彼の日常的な発言を示すかの様な象徴的なスタートとなり12番手までにドロップ。せっかくのコースレコードとポールの貴重な栄誉とリードをたった三つのコーナーを迎えるまでに全て棄てた。 そしてオープニングラップのフィッシャーマンズベントで #77 HMS のオーナーであるWong Yiu Mingが自らドライブするマシンで大クラッシュ。すぐにSCが導入された。 このチームがフォーミュラカーを最初に導入した時に、メンテナン…
予選は午前・午後それぞれ一回づつ、計ニ回行われたが、ベストはコースコンディションの良かった午前中のタイムだった。 チャンプの #8 アンディ(CHANG Wing Chung)の出した2'27"627はFIA F4車輌のレコードタイムとなる。 ニ番手にはマカオGP初挑戦となる若干16歳の #3 Gerrard Xie Wing Lam /スマートライフが入りサーキット全体を驚かせる。 三番手には #11 シャルル・リャン(LEONG Hon Chio)/セオドール・ブラックジャックレーシングが入るも、ここまでにマカオ二連覇を成し遂げている事から、やや期待外れな感じが否めない。 同じセオドールからエントリーした #27 Li si Chengは午後の予選でジャンプアップし三番手のタイムをマークするが全体のタイムでは四番手。米国F2000やこれまでもF4を経験している事から、こちらもかなり期待外れな感じは否めない。 そして五番手にはこちらも初のマカオGP挑戦で良い意味で期待を裏切った #82 Yu chuen yiu/Z Challenger Racingが入り周囲を驚かせた。このYu選手もKARTから今年FIA F4に上がった選手で、当然ながらマカオGPは初めて。コ…
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