昨日のベイスク・フィッセールのクラッシュを見て強く思う事がある。 私達がモータースポーツを始めた頃に比べると、今はSNSの影響で非常に導入部分に触れられる機会が多くなり、それは本当に良い事だと思う。 ただ気になる事も同時に多々ある。 それは大した経歴がない人達が〝教えてあげる〟と言うお題目のもとで繋がりを増やしている事だ。 単純にモータースポーツの仲間の繋がりだけなら何ら問題は無い。むしろ『大いにファンの拡大をしてくれよ』と言うところである。 ところがそうでは無く〝レースを教える〟〝KARTを教える〟といった類の所謂、実戦の部分で繋がりを求めている方々が一定以上いる事だ。 それがJAF戦に出ているチームや実績のあるKART SHOPなら、これまた実に良い事で大いに拡散して欲しいモノである。しかしそうでは無く、レンタルカートにミニサーキットの走行会、非公認競技の経験しかない。或いは経歴を見るとスーパーFJしか無いなど、「おいおいちょっと待てくれよ」と言いたくなる方々の発言が目に付く。 私の友人で、レースの初心者からF1ドライバーまで上り詰めるにキチンとマネジメントした方がいるが、彼いわく『F3に乗るまでは「レーサーやってます」と言うな』と常々言っていた。 これは…
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